余白のある1日
Chapter 01
家族8人で過ごす"余白"のある1日
お二人が叶えたかった時間は家族だけで過ごす距離が近く大好きな人に見守られる1日でした。
8人というとってもミニマムな人数で過ごせる場所が見つからないというご相談でお越しくださいました。
ヒアリングをしていく中で、お二人がやりたいことや、なぜ結婚式をしようと思うのか、8名様との関係性や幼い頃の思い出などをたくさんお話し聞かせていただき、こちらの場所と素敵な時間のご提案をさせていただきました。
お二人が恥ずかしがり屋さんということもあり、通常の結婚式の流れではなくベールダウンや誓いのキスなどは無くし、きちんとふたりを見ていただける時間を多く設け、誓いがきちんと届くように入場前にオープンレターセレモニーを行いました。 もちろんこれからの誓いを、お二人の言葉で唱えていただきましたが、せっかくなら少ない人数だからこそ、より密に濃く気持ちが伝わる「お手紙」に自分の想いを託して届けませんか?というご提案です。
入場前に読んでいただくことで、カジュアルなセレモニーの中にもメリハリをつけ、それぞご家族様がお二人への気持ちを熱くした中での入場。
皆さんで何か1つのことをする時間も大切だけれど、一人一人の気持ちを大切にし、その気持ちに寄り添う時間もとても大切だと思っています。
そんな暖かい時間から始まったセレモニーが終わると、お食事のスペースへご案内。
特に何か演出がある訳でもない、いつも通り。でも少し特別に「おめでとう」が飛び交う空間。
それぞれが話したい方とお話をし、二人も一緒にお食事を召し上がり、余白はあるからこそ居心地がいい。そんな時間でした。
この1日が結んだ後、ご両親からお手紙をいただきました。
いわゆる式場で挙げる”普通の結婚式”ではなかったかもしれないけれど、ここに集まった方の気持ちに寄り添いこの時間を創ったからこそ、そこには「あの日世界一幸せな家族になれました」と綴られていました。
少人数のウェディングには、たくさんの魅力がとても詰まっています。
Chapter 02
concept「ふたりで、人生をアップデート」
打ち合わせの中でお二人の話を聞いていくうちに、どんどん過去の自分のことについて話してくださるようになりました。
この日は、実は新郎さんのお誕生日。
今までの人生を振り返っていただき、たくさん心配や不安をかけてしまった。だけれどこれからはふたりで成長していく姿を見てほしい。
そして自分ともたくさん向き合っていただき、ここからは互いに歩み寄りどのように新しい家庭を築いていくか。
これからの人生、歳も新たに重ね、この日を機会にどんどんふたりでアップデートをしていってほしい、この1日をアップデートの最初のきっかけとして過ごしてほしい
と願いこのようなコンセプトを考えました。
この1日を通し、新たにお互いの知らないところの発見や、新郎さんの誓いの言葉には涙を堪えながらの決意が見えました。
ご両親も大きくなった二人の姿を見て安心していただけたのではないでしょうか?
この時間は、二人にとっても家族にとっても大きなパワーを与えてくれました。
Chapter 03
おふたりならではのおもてなし
この場所はオープンキッチンになっているため、目の前でお料理を盛り付けていただき、匂いや香り、五感で楽しめるお料理での演出をしました。
お二人が直接レストランに行き、美味しかったメニューを特別にコース料理にしていただきゲストの皆様にも味わっていただきました。
1品目はビュッフェスタイルにしたり、ゲスト同士がより話しやすく楽しめる時間にしたり、ゆっくりとした時間だからこそ、お料理で楽しく華やかに。
そして、もう一つ。
新郎様のご出身が栃木ということもあり、遠方からはるばる来てくださっているご家族様へ岡山の食材をふんだんに使い、岡山を楽しんでいただけるように考えました。
育っている故郷や、これから二人が共に過ごす場所を体感いただけるように、と考えたお食事でした。
一つずつの小さなこだわりが、ゲストの満足度をとても高めてくれます。
また岡山に来たい、ふたりに会いに行った時はあのレストランにお食事に行こう。
そんな戻ってきたい場所になると嬉しいなと思っています。
venue:NISHIGAWA TERRACE
cuisson:figo
dress:atelirelecoeur
hairmake:Yuki Utaka
dress stylist:Mayuko Takahashi
photographer:Hidehiro Kaneda
videographer:Haredake Kawakami
florist:peche
PA:Bob
planner:Ryoko Inaoka